Lupina's Diary

菩薩の顔

数日前のこと
わたしはクライアントさんとそのほかの友人を差別しているのではないか？
と思うことがありました。

これはアカンと思い日記帳に
「すべての人の中にある仏性とつながれますように」と書きました。

（わたしは知りたいこと、悩みなどを宇宙に投げるために日記に書いてます。
 答えは最適なときに来ます）

そして今日、ある女性とのセッション3回目。

「ああなりたい、こうしたい、ほしいものを求めていて
 宇宙は実は違った（もっといいもの）を差し出してくれている ことがある。
 だのに受け取れないことありますね」

という話をしていたときのこと
目を閉じ、何度も深くうなずくその表情がまるで菩薩でした。

何度もお会いしているのに、初めて気がついたその顔。
ふくよかな頬、眉間のほくろ、静かに上がった口角・・・
その清らかさに涙が出ました。

嬉しい嬉しい一日となりました。
  

 
 
  

 

 

ニールへの手紙 ２

愛するニール

わたしはPRの仕事をしていました。
「人からどう思われるか」
それが得意であり、それが私をビジネスで成功させ
その後、それが最大の弱点となりました。

より魂の喜ぶ仕事へ、ヒーラーになろうとしたとき
それが邪魔をしました。

女性には多いのではないかと思うのですが、
好きなことを言ったり、やったりするときに
「みんながどう思うんだろう」
「なんと言われるんだろう」
それが気になってしまい、すくんでしまう。

幸いなことにわたしは、その点を強調した形でもっていたので
苦しさのあまり「それを手放すしかない」というプロセスに入れました。
にっちもさっちも行かなくなったのです。

そのときの私の心象風景は「後ろが崖っぷち」

本田健（日本人の素晴らしいベストセラー作家ですよ）やバシャールやエスター夫妻や
彼らが言うようにワクワクを実行したのに
離婚や自殺未遂やウツや、そんなことも乗り越えて
やっと心の平和を得たと思ったのに

「えっ！！いったいなぜ！？」

お金はなくなり
人生とビジネスと両方のパートナーだった彼は去ってゆき
わたしはすべてを失い、荒涼とした絶望の砂漠に
ひとり立ちつくしたような気になっていました。

さらにこの砂漠のスゴイ点は「後ろから崩れていっている！」

そのときのわたしは
泣きながらイヤイヤ走る小さな女の子のようだった。

そう子どものように。

面白いことにこのころ（といってもまだ数年前のこと）
私はすらすらと詩を書き始めたのでした。
さらに自由に踊ることもできるようになりました。

どっちも大好きだったのに
「大人になったわたし」がしていなかったこと。

何もかも、失ったように見えて
気がついてみたらこうしてアーティスト活動も始めていました。

そういえば言ってたっけ。
「あたし、おおきくなったら、さっかになって、あくたがわしょうをとる！」

そうこうするうちに
エックハルト・トールやOSHOといった素晴らしいマスターたちとの出会いがあり
彼らのメッセージに触れるうちに

「え、あれ？なんだか変だ」
「わたしのしてることって？？？？」

だんだんと駆け足のスピードがゆるんでいきました。
「絶望かけっこ」は、最近始まったことではなかったことも知りました。

ずっとずっと探していたのです。
安心できる場所を。

そしてある日
何か大きくてやわらかいものにど～んとぶつかって
ついに足が止まりました。

ニール、それがあなたでした。

さがしてもさがしても

それは見つからない。

欲しいもの

得たいもの

あなたが

「それ」になればいい。

ニール、あなたが目覚めさせてくれたこと。

そのときからわたしは「パチン」と何かのスイッチが入ったように
変わりました。

探して求める生き方から
「いま、あるもの」を分かち合う生きかたへ

そう、すでに、いま、あるもの。

足をとめてハタと周りを見まわしてみれば
ここはなんと豊かなところだったのでしょう。

なんど抱きしめても飽きない、ふかふかの猫たちが
今日もクリクリのおめめで私を見上げています。

両親は3人もいて（父が再婚したので）
全員シャキシャキ、今日も元気に働いています。

住みやすく便利な、ここ東京のおうちは
おとなりのおばあちゃんをはじめ、ご近所さん中に良くしてもらっています。

そしてこの身体！
なめらかに動いてくれる両手両足。勝手に生えてくる豊かな髪の毛。
瞳、鼻、口・・・数え上げればきりがない。

さらに、かけがえのない仲間たち。
ジャスミン、トッコちゃん、nana&joe・・そのほかたくさんたくさんの友人たち。
いつだって心から励まし、強力に応援してくれていた。

走るのに必死だったわたしは、ちっとも見えていなかったんだ。

ありがとうニール。
「わたしにも何かわかちあうものがある」
この生きかたは、なんと気分がいいのでしょう。

今日入ったカフェの店員さんに、ほんの少し長く微笑むことだっりと
ほんとに、ちょっとしたこと。

なのに
なんて楽しい気分にしてくれるんだろう！

「足りない、苦しい」生きかたから
「満ちて、満たされる」生きかたへ
世界中の人がそう生きられたら、ほんとうにいいね。

もちろんわたしも、いつだってそういられるわけではない。
「こわーーい、いやだーー、だめだーー」
そう思うことも、しょっちゅう。

でも、もう知っている。
帰る場所があることを。

それは「ここ」
神のふところへと。

そしてニール
こんどはわたしが誰かを「ど～ん」と受け止める番です。
迷っている人がいたら、手を差し伸べよう。
手を差し伸べている人たちとも、つながろう。

みんなが手と手をつないだら、大きな大きな円ができるね。
地球を何週もするのかなあ？

そんなの現実的じゃあない？
夢みたい？

そう、夢のようね。
楽しい夢のようね。

ニール、ほんとうにほんとうにありがとう。
投函することのない、この手紙。
でも配達人を神さまに指定したから
いつの日か届いちゃうかもしれないわ！

愛をこめて　るぴな

PS　ちょうどこれを書き終えた、まさにその瞬間、nana&joeから郵便が届きました。
　　　なんだろうと思ったらこれ。きれ～い。
　　　色とりどりの・・・・あれ？もしかして、もうお返事？神さまからの贈り物？

  

PPS　この短冊の説明がメールできましたよ。

nanaの濡らし絵でつくった「本のしおり」です.
朗読会に来てくれた方に、よかったら差し上げてくださいね。
ニールとエムもお気に入りです。

 

ニールへの手紙

愛するニールへ

わたしは長いことあなたのことを
「神との対話という難解な本を書いている、おっかないおじさん」
と固く信じていました。

でもね、ある日のこと。
書店でnana&joeの3冊シリーズを見つけました。
そして読んでみて目からウロコ！

「なんとハートフルな、おもしろいおじさんなんだろう！」に
すっかりと様変わり。

この3冊を
ときに笑い転げながら
ときにわぁ～んと泣きながら
読みました。

何度も何度も、何度も。

 
何度読んでも泣いてしまうのが「豊かさとライフワーク」に出てくる
コロラドでのセミナーの、一人の男性のお話です。

ほんとうに感激したわたしは
駅前にいるホームレスのおじさんの「サンタさん」になることを決意しました。
おじさんが留守の間に、封筒に入れた少しのお金を置きにいこうと。

ああ、なんと最初はドキドキしたことでしょう。
人目を気にするちっぽけなわたし。

でもこの体験をシェアしたことがきっかけで
nana&joeと友だちになることができました。

そして驚くことに！ほんとうに！
ニール、あなたが伝えてくれているように
わたしはどんどん豊かになっていったんです。

犬や猫の保護団体への寄付も始め
いまではエクアドルの小さな女の子のチャイルドスポンサーです。

 

そして、ミラクルはこれだけにとどまらないのです。
（長いお手紙になりますよ～ごめんなさい！）

去年の3月、春分の日のことです。
半年後の夢をノートに書いて、部屋の祭壇にしまいこみました。

半年たって9月の終わりに、そのノートを引っ張り出してみると
たくさん書いた夢のほとんどが叶っていました。

でもメインの望みにしていた「ニールに会う」というのだけが
実現していなかった。

「ま、しかたない」と考え直したのもつかの間
数日後にnana&joeからこんな連絡をもらったのです。

「ニール・ドナルド・ウォルシュ公式ＨＰができました。
その中でるぴなさんの体験談を掲載させてもらいました。
ニールにもるぴなさんのお話をメールしたので
 きっとうんうんとうなずきながら、感激して涙を浮かべながら
読んでくれているものと思います」

わ～お！なんと！！！！

オンライン上で会えた！

こんなのを偶然と片付けるのはあまりにももったいない。
夢を叶えてくれてありがとう、神さま。
そう、心から喜びました。

ニール、お話はここからがクライマックスに入っていきますよ。
ついてきてますか？（笑）

 
 

さて、その数ヵ月後、ニールのことはすっかり忘れたころの
冬至の日のこと。

お友だちが開いたイベント。
わたしはそこで詩の朗読をさせてもらいました。

最後にネィティブアメリカンの「フクロウの瞑想」をする時間があり
わたしは「ヒーラーとしてアーティストとして（いまのわたしの仕事です）
さらに磨きをかけるにはどうしたらいいか？」
という問いを抱いて、瞑想に入りました。

現れたフクロウは、さあっとその大きな翼で、わたしを空に浮かべ
ぐんぐんと飛び続け、ある森の中に降りました。

顔を上げると、ニール、あなたがそこにいました。

そこでやっとわたしは気がつきました。
「ああ、やはりわたしはあなたに会いに行かなくちゃ」と。

あなたのホームページを見ると、4月にリトリートがあると書いてありました。
わたしは時間とお金を確保して、旅立つ準備に入りました。

そのとき、もうひとつのビジョンが降ってきました
「ニールの本の朗読会をするといい」と。

でも何からやったらいいのか、想像もつかなかったので
まずはわたしが主催しているイベントの、少しの時間を割いて
朗読してみることにしました。

nana&joeも全面的に賛成してくれて
「何かを学び取るのに最も効果的な方法は、それを分かち合い・教えることです」
と言ってくれました。

 

そうこうするうちにnana&joeの初セミナーの日程が決まり

なななんと！！

ニール、あなたのパートナーであるエムさんの詩を
わたしが朗読させてもらうことになりました。

声に出して読みやすいようにと、nana&joeが翻訳しなおしてくれたものです。

朗読の練習をするなかで、不思議なことに気がつきました。
エムさんの詩はわたしの詩と似ているのかしら？
声に出していて何の違和感もなく、ちょっとおこがましいようですが
まるで自分の詩のような感じ。
だから当日も楽しんで詩を読むことができました。
（nana&joeのセミナーは、神の臨在を常に感じる本当に素晴らしい時間でした）

さて、セミナー終了後の打ち上げの席でのことです。
nana&joeに「ニールの本の朗読会のこと、まだどうしたらいいのかわからないの」
と話をしていたところ

「はいっわたし朗読をやりたいんです。それが一番の喜びなんです」
という女性が。

彼女の名前はジャスミン。
セミナーのサポートスタッフで来ていました。
しっとりと落ち着いたトーンの声は、まさにニールの朗読にぴったり。
ボイストレーニングも受けているとのこと。

ジャスミンは行動力もあって、あっという間に日程を場所を決めてくれました。

そして打ち上げの席で隣に座ったのが、にしきさん。
ニール＆nana&joeの3冊の本も含め、たくさんのベストセラー本の編集者です。
引き寄せの法則セミナー講師もされているすごい方。

そうです。その席で
「じゃんじゃんやってください。応援します」と
出版社のお墨付きもいただいてしまったのでした。

最後に事務局長として優秀な女性、トッコちゃんが手をあげてくれて
あっという間に、朗読会が現実化しました。

「3人娘がんばってね」と、あちこちからの応援もあります。

ねえ、ニール
何人かに「なぜ朗読会をするの？」と聴かれるけれど
この手紙に書いたように、ほんとは判然としない。

気がついたらこうなっていたというのが、一番近い。

ジャスミンの朗読の前後に
わたしはゲームワークや瞑想をリードして場を盛り上げ
みんなのハートを開くことようにと導くことができる。

これは習ったわけでもなく、わたしがもっているソース（源）。

わたしのソースとジャスミンのソースと
トッコちゃんのソースがうまいこと集まって実現した。

大いなる力が働いたとしか思えないこの状況。

だからこの先のことはもう、ゆだねようと思っているの。
どうなるのか、どうなっていくのか。

わたしがひとつだけ、この会に願いをこめていることは

「世界から戦争や飢餓がなくなるところを、この肉体の目で見てみたい」

そう来世ではなく、この身体でね。

だからニールのメッセージを、もっと広めたい。
自分自身も神のメッセンジャーで、ありたい。
そして誰もが神のメッセンジャーであることを、
思い出すお手伝いがしたい。

そのためにいまできる
小さなこと・・・
 
それが朗読会になるのかな？

最後にニール
冬至の日のビジョンだった
「ニールに会うと自分の才能が磨かれる」ということ
これはね、あなたに会う前にとっくに実現してしまったの。

それはまた、次のお手紙に書きたいな。

おやすみなさい。
夢で会えますように。

Love!　Lupina