これまでいろんなものを手に入れてきました。
愛するパートナー
愛するペット
かっこいい仕事
たくさんのお金
広いマイホーム
楽しい仲間たち
きれいなお洋服
さらには
時間的な余裕や
尊敬するメンターに可愛がってもらうこと
両親兄弟友人たちからも
ライフワークを応援してもらっていることなど
恵まれていることを上げれば
本当にきりがないくらいになってみて
その上でいま
ヒタヒタと感じること。
何が人を幸せにするのか?
イキイキと生きていくのに欠かせないものは
なんなのか?
それは
「表現すること」
でした。
こういう話を聞いたことがありませんか?
成功してお金と時間の余裕が出来たので
「バンド(音楽の)を復活させました」とか
「絵を描き始めました」とか
「写真撮影の旅行に出ることにしました」など。
わたしもその一人でした。
もうちょっと余裕ができるまで、といつも思っていました。
でもいま、はっきりとわかります。
何かになるまで「表現すること」を待ってちゃダメだって。
イチバン好きなことを
真っ先にするんです。
歌うんです。
写真を撮るんです。
人前で踊るんです。
ギターを弾いてCDに吹き込むのです。
ケーキを山のように焼いて
友だちにふるまうのです。
公園のベンチでもいいから
マッサージするのです。
絵を描いたらどんなに小さなスペースでもいいから
自宅の一角でもいいから個展を開くのです。
ジョークを披露するんです。
ご馳走してでもいいから、ウケなくてもいいから
集まってもらってやるのです。
それがあなたのたましいが望むことならば。
上手下手、お金になるならないはまったく関係ありません。
何か大好きなことを人前に出て
ただただ表現するのです。
お金になる仕事と同じくらいの情熱を傾けるんです。
(同じくらいの時間は傾けられなかったとしても)
それがなければ
たましいは飢えてしまう。
「わたし」というユニークな個性は力を失い
生きる意味を見失ってしまう。
わたしはそう思います。
あなたは何を表現したいですか?
あなたの創造性を何に使いたいですか?
「自分に創造的な表現を許さなければ、たましいを生きることはできません。創造的になるとは、私たちが自分を愛し、たましいを生きる主たる方法の一つです。創造的でいることが、つねに愛と生命力を高めてくれるのです」
ソニア・ショケット著 奥野節子訳 ダイヤモンド社 「自分を愛するたましいのレッスン」より
地下鉄の階段を上がった先に
美しい夕焼けを見つけたなら立ち止まり
つい歌ってしまう。
ステップを踏んでしまう。
なにか描き始めてしまう。
詩を詠んでしまう。
「いいねえ」「まぜてよ」と
笑いあい肩をたたきあうような光景が
都会で当たり前に見ることができたなら
この世界はもっともっと平和になる。
そんな風に夢見るのです。
そんなことを宇宙のメッセンジャーとして伝えていきたいのです。
にゃあ。
「それがあなたのたましいが望むことならば。」
あ~、そうなんだな~。そうだよな~と。
ただただ、表現するのです。情熱を傾けるのです。
「それがなければ
たましいは飢えてしまう。」
ふぅ。
浸みわたりました、わたしのすみずみまで。
投稿情報: ぷかこ | 2010-09-04 00:16