98歳で出した処女詩集が65万部のヒット
著者の柴田トヨさんは栃木県でひとり暮らしをしている99歳の女性で
この本が処女作品集だそうです。
トヨさんが詩を書き始めたのは90歳を過ぎてから。夫を亡くし、体が弱って好きな日本舞踊もできなくなって落ち込むトヨさんを見かねた一人息子の勧めだった。2003年、産経新聞「朝の詩」に初投稿。自分の詩が活字になる喜びに目覚めたトヨさんは月1回のペースで投稿を続け、2009年10月、書きためた詩を自費出版。「朝の詩」時代から彼女に注目していた飛鳥新社の編集者がそれを知り、装丁を変えて自社から出版することにした。初版は1万部。
発売と同時に漫画家のやなせたかし氏が「なめらかで読みやすい。耳にやさしくひびきます」と絶賛。7月に入ると朝日新聞の「天声人語」でも「おおらかなユーモアがあり泣かせもする」と取り上げられ、7月末にはNHK「おはよう日本」で紹介された。その直後から本格的に人気に火がつき、10万部単位で増刷を繰り返し、現在65万部を記録中。担当編集者によると購入者は圧倒的に女性が多く、「友人にも読ませたい」と何冊も買う人がとても多いという。10月末には韓国での出版も予定されている。
私ね 人から/やさしさを貰ったら/心に貯金しておくの/さびしくなった時は/それを引き出して/元気になる/あなたも 今から/積んでおきなさい/年金より/いいわよ(「貯金」)
九十八歳でも/恋はするのよ/夢だってみるの/ 雲にだって乗りたいわ(「秘密」)
なんて素敵。
なんて可愛い。
うーーむ。。。
あらゆるテクニックなんてかすんじゃう。
人の心を動かすのは、いつだって生き方なのですね。
わたしもみんなのおかげで
クリスマスまでに本を出すことになりましたが
いまあるせいいっぱいをぶつけたいと思います。
トヨおばあちゃん
とてもとてもかなわないけれど
ライバルとしてよろしくお願いいたします
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