阪神大震災:思い出のランドセル支えに 26歳会社員
17年前のあの日、阪神大震災は多くの子どもたちから親を奪った。親戚宅を転々とし、祖父母に預けられた小学3年の男児は、亡き両親が買ってくれたランドセルを支えに自らを励まし、会社員としての新たな一歩を踏み出した。目標を胸に今を生きる。大震災による悲劇が再び起きて初めて迎えた1・17。東北から祈りをささげる被災者の姿もあった。
阪神大震災で両親を失った会社員、西山由樹さん(26)は17日午前5時46分、兵庫県姫路市別所町佐土のアパートで、ボロボロになった黒いランドセルを手に取った。両親が買ってくれた唯一の形見だ。つらいときにはランドセルを見つめて自分を奮い立たせてきた。震災から17年。オートバイ部品会社に勤め、1人で暮らす。「おやじ、おふくろ、俺は頑張って生きてるで」
震災で神戸市兵庫区の2階建ての自宅は全壊。2階で寝ていた小学3年の西山さんと1年の弟は助かったが、1階にいた父健一さん(当時39歳)と母真理子さん(同31歳)が下敷きになった。がれきの山で見つけることができたのは、自分のランドセルだけだった。
弟と親戚宅を転々とした。誰にも甘えられず、家族のだんらんが始まると飛び出し、公園で夜を過ごした。「何で僕らを残して死んだんや」。声を押し殺して泣いた。
中略
しかし、ランドセルを見つめると、両親が「生きろ、生きろ」と言っているように感じる。「いつの日か、社会に大きな根を張って生きる自分の姿を東日本大震災の遺児たちにも伝えたい」と誓った。【桜井由紀治】
全文はこちら 毎日新聞ニュース
http://mainichi.jp/photo/news/20120117k0000e040207000c.html
人生には
死なないようにするしか
できないときがあります。
生きよう・・というより
死ぬのはダメだと
ただそれだけを考えるときがあります。
ついおとといのこと。
近所のペットショップに預けられていた
ワンコとにゃんこの飼い主さんが自殺したそうです。
わたしにも死にたかったときが
何度もあったので
えらそうなことは言えませんが
ただ
生きろ、生きろ
ただそれだけ
今日は伝えたくて日記を書きました。
読んでくれてありがとう。
PS: 阪神大震災の現場で眼にした光景が「満月の夕」という歌になったそうです。合掌。
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