Lupina's Diary

希望

 

いま希望がひつようで

希望というのは

絶望のはんたいに

たかいところで

ひかってるようなものではなく

絶望をのりこえて

しゃにむに

つかまえようとするものでもなく

希望というのは

ここのこのへん

むねだかおなかだかのまんなかあたりを

トンとたたくと

たたきかえしてくるような

希望というのは

りょうのてのひら

ひろげてはさんでつつんで

ほおなぜると

やわらかにはずむような

そんな

いつもそこにあったのに

ずっときがつかなくって

ずっととなりにあって

それが希望なんだよ

ひつようなときには

かならずみつける

それが希望なんだよ

 

 

Mother Earth

 

かぜ　のように　ひとりのあなた
うみ　 のように　ひとつのあなた
そら　 のように　とおいあなた
もり　  のように  さざめくあなた

どんなに　わかれても
どんなに　とおくとも

その　すべてを
あなたの　ぜんぶを
わたしは　すき

わたしは　つつむ　ちきゅう

 

 

 

 

 

 

あなたのためわたしのため

 

 

あなたを
くらやみから
すくいあげてあげることは
できない

あなたを
こころのそこから
しあわせにしてあげることは
できない

だきしめて
キスをして
あいしているといくらさけんでも

てをつなぎ
ひかりをさし
こっちだよといくらさけんでも

それらが
いちじしのぎの
なぐさめにしかならないのが
わかっていても

それでもわたしは
てをさしのべる

あなたはじぶんでたちあがる
じぶんでしあわせをおもいだす

ただしんじて
ともにまつために

わたしは
てをさしのべる
あいしていると
いつまでもいつまでも
つたえつづける

 

 

 

愛とは
なんだろうと
思いながら
浮かんできた詩です

映像はジョンレノンのWomanを
つけさせてもらいました 

 

愛する人や物を
失う失いそうになる
そしてそれをときに
見ているしかできない
わたしたちへ
贈ります