Lupina's Diary

Alice in The Matrix ?

わたしは道の真ん中を虫が歩いていると
脇によけてあげたくなるという
変わった趣味をもっています。

今日は。。。

おおきなおおきな黒い芋虫！！！

ひゃあああっこわいっ！

さすがにおっかなかったので
「ひかれないようにね」って念じながら通り過ぎたところで・・・

・・・・・・

・・・・・・

やっぱりバック。

引き返して「ひぃえ～っ」と涙目になりながらも
なんとか芋虫ちゃんを石の壁の下によけました。

クネクネする姿を横目で見つつ
「蝶々になったらまた会おうね（もう出てこなくっていいからね）」
と心の中で話しかけつつ帰宅しました。

そしてしばらく後
また外出の用事があって出かけ
マンションの階段を昇り部屋の前にたどりつくと

今度は玄関ドアのすぐ脇に

「あれ？こんなところに蝶！？」

蛾なのかもしれませんけど
黒い羽の蝶が止まっていました。

何年もここに住んでいますが、ここに虫がいるなんて初めて。
しかも黒い羽。
ただの偶然にしてはちょっと出来すぎ。。

「仲間がお礼に来たのかしら？」
「それとももう孵化したのかしら？」
なんて妄想たくましくなってしまいました。

なんにしろシンクロです。
宇宙にいたずらされている気分です。

ちかごろ・・・
現実が・・・
映画マトリックスみたいだと思うことが増えていませんか？

わたしはこのところこんな風に
タイミングがぴったり過ぎてコワ・・・
ということをたびたび経験しています。

わたしとわたしの周りの人たちとのプライベートな内容が多いので
残念がなら詳細は書けませんが

あれ？時空間どうかなっちゃったの？
とキョトン？？

「どうなってるのかなあ？」と
うちの家族（ネコ♂2匹）に本気で話しかけてみるという
アリス・イン・ワンダーランド的ますます不思議生活になっております。

ここまでヘンテコになってくると
うちのネコたち日本語しゃべり出しそうよ。

なんて期待もしつつ。

 

みなさんがどうなっているのかも、聞きたいなあ？

ＰＳ　写真は近所の公園にて。光のいたずら。

 

 

ひと粒の涙

大切なものと過ごす喜びを ありがとう 

大切なものを失う悲しみをありがとう 

 

思い出のひとつひとつが 光る雫 

体験という景色を つややかに写し 

まあるくふくらみ ぽとりと消える 

 

ひと粒は 水たまりとなり 川となり 

海へと漕ぎ出し 

晴れやかな陽射しとともに 

やがてまた 空へと帰る 

 

いつか 優しい雨は降り 

あなたの瞳は また ひと粒の雫にきらめく

 

大切なものと過ごす喜びを ありがとう 

大切なものを失う悲しみを ありがとう

光る雫　 ひと粒の涙

 

 

2009年6月の作品

photo by Prem　Asar

 

かないませぬが。

98歳で出した処女詩集が65万部のヒット

著者の柴田トヨさんは栃木県でひとり暮らしをしている99歳の女性で
この本が処女作品集だそうです。

　トヨさんが詩を書き始めたのは90歳を過ぎてから。夫を亡くし、体が弱って好きな日本舞踊もできなくなって落ち込むトヨさんを見かねた一人息子の勧めだった。2003年、産経新聞「朝の詩」に初投稿。自分の詩が活字になる喜びに目覚めたトヨさんは月1回のペースで投稿を続け、2009年10月、書きためた詩を自費出版。「朝の詩」時代から彼女に注目していた飛鳥新社の編集者がそれを知り、装丁を変えて自社から出版することにした。初版は1万部。

　発売と同時に漫画家のやなせたかし氏が「なめらかで読みやすい。耳にやさしくひびきます」と絶賛。7月に入ると朝日新聞の「天声人語」でも「おおらかなユーモアがあり泣かせもする」と取り上げられ、7月末にはNHK「おはよう日本」で紹介された。その直後から本格的に人気に火がつき、10万部単位で増刷を繰り返し、現在65万部を記録中。担当編集者によると購入者は圧倒的に女性が多く、「友人にも読ませたい」と何冊も買う人がとても多いという。10月末には韓国での出版も予定されている。

私ね　人から／やさしさを貰ったら／心に貯金しておくの／さびしくなった時は／それを引き出して／元気になる／あなたも　今から／積んでおきなさい／年金より／いいわよ（「貯金」）

九十八歳でも／恋はするのよ／夢だってみるの／　雲にだって乗りたいわ（「秘密」）

日系トレンディ　ヒットの芽より

なんて素敵。
なんて可愛い。

うーーむ。。。
あらゆるテクニックなんてかすんじゃう。
人の心を動かすのは、いつだって生き方なのですね。

わたしもみんなのおかげで
クリスマスまでに本を出すことになりましたが
いまあるせいいっぱいをぶつけたいと思います。

トヨおばあちゃん
とてもとてもかなわないけれど
ライバルとしてよろしくお願いいたします