わたしはときおり不思議な夢を見ます。
予知夢というのでしょうか?
「あ、これはあのときの暗示されていたシーンだな」
と後で気がつきます。
たとえばNYのテロのときの映像などは
何度かそれらしい映像を見ていました。
(あのとき、そういう人は多かったらしいですね)
この夢の予知は残念ながら
楽しいことよりちょっと怖いこと
そっちのほうが圧倒的です。
そしてこのところ見続けている夢のパターンがあります。
恐怖を広げるのはわたしの趣意ではないので
詳細は書きませんが
たぶんわたしが恐れていることのNO1のこと。
で、今日も夕刻にお昼寝をしていて
ガバっと目覚めぜーぜー・・・。
ネコのご飯を買いに出かける前のひと休みで
目覚めたら行く準備は整っていたのですが
見たシーンの怖さが忘れられないまま
しばらく躊躇。。。。
はてどうしよう?
外出に関わる夢だったので
出かけるのが怖い・・・。
ぐすん・・・。
かといって一生出かけないわけには行きませんし。
なかば仕方なく瞑想して
セルフリーディングしてみることにしました。
恐怖心のあるときのリーディングは難しいです。
どうしても色が着いてしまいますが
直感はささやいてくれました。
「出かけてみれば夢の答えがわかる」と。
ひょえ~まじですか?
出かけてすんごく怖い目にあったらどうなるんですか?
そこのところは問うても答えがなく
今度はマインドをおしゃべりしました。
一生びくびく暮らすのかい?
それとも冒険し続けるのかい?
答えは明白ですよね?
マフラーをまいてダウンベストを着て
靴をはいて・・・
外の世界に出ました。
すっかり暗くなった街。
道行く人がみんなおっかない人に見えたり
物音にびくびくしたり。
いつも能天気なるぴなちゃんモードとは大違い。
世界は一気に危険なところになってしまいました。
ううん・・いやだなあ。
困ったな。
「でも答えはきっと来る」
それだけは信じていましたし
信じること以外わたしにやれることはありません。
そうして車に引かれることもなく
変な人に遭遇することもなく
ペットショップに無事に入ってもまだビクビク。
しかし答えは突然でした。
わたしにまとわりついていた
ペットショップオーナーのわんちゃんが突然
苦しげにせきこみ始めたときでした。
「持病だからね、仕方ないんですよ」
とオーナーさん。
でも動物に目がないわたしは
「ダイジョウブ?ごめんね。びっくりした?
ゆっくり息しようね。いい子だね。ダイジョウブだよ・・・」
あらん限りの優しい言葉ををかけていました。
そのときです。
稲妻のような声がしました。
『恐怖心が消えるのは唯一
自分のことを忘れているときです』
わたしは知りました。
これからも恐怖心はむくむくと出てくるでしょう。
とくに夢を叶える道を歩みに従い
マインドはいろんな恐ろしいシーンを見せるでしょう。
とっておきのわたしが一番恐れるような。
(ハリポタ最新作でもロンがイチバンの恐怖と対峙するシーンがありましたね)
その恐怖心の根っこ、トラウマを原因解明して対処しなさいと
宇宙はわたしに言いませんでした。
ただ恐怖心が出ているときは
自分のことだけにしか目がいっていないんだよと
教えてくれたのでした。
おかげでこれからはもう
やみくもに怖がったり
原因究明に時間を使ったり
しなくてすみそうです。
興味深いのは
宇宙は「怖いことが起きない」という
保障をしてくれたわけじゃないんです。
怖い(と思っている)ことは起きるかもしれませんし
起きないかもしれません。
ただ怖がることを止める方法を
明確に示してくれました。
起きることのコントロールではなく
起きることへのこころの持ち方
宇宙のアドバイスはいつもそこにあって
それこそが現代の錬金術なのだと思います。
PS 写真1枚目は丸の内シャングリラホテルにて。
2枚目は銀座ミキモトのクリスマスツリー 。
夜景のきれいな季節になりました!
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