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うなだれる君濡れそぼってわたしは雨粒ほどたくさんのたくさんのキスを降らせよう君のなか濡れあふれてわたしは雨垂れすくいとり飲み干して熱く熱く乾くまでまよう君濡れ髪ゆらしてわたしは雨音で編むゆりかごのゆらゆらつつんでつつんでけっして逃がさない
なんでまたにちようびなんてあるんだっけな?かぞくもこいびともいないわたしのにちようのばんはあまずっぱくてテレビをけしてふとんをかぶってオヤスミとついひとりごと
がらんどう
おもったよりずっとひびくひとりのへや
じょりじょりじょりほかのおとをさせてみるさみしくなんかないってだってわたしはおとなのオトコのびっぱなしのヒゲさわるのはねこのけづくろいみたいだとひとりでだってわらえるんだもの
いま希望がひつようで
希望というのは
絶望のはんたいに
たかいところで
ひかってるようなものではなく
絶望をのりこえて
しゃにむに
つかまえようとするものでもなく
ここのこのへん
むねだかおなかだかのまんなかあたりを
トンとたたくと
たたきかえしてくるような
りょうのてのひら
ひろげてはさんでつつんで
ほおなぜると
やわらかにはずむような
そんな
いつもそこにあったのに
ずっときがつかなくって
ずっととなりにあって
それが希望なんだよ
ひつようなときには
かならずみつける
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