こんな雨の日には
とんでもなく孤独な光景に身を置いてみたくなる。
港の先っぽ
傘をさしてひとり
雨のグレーの夕暮れ
こんな暗い情景なのだけど。
いつもキラキラハッピーでいれないと
なげく人がいる。(昔のわたしも)
でもそれは当たり前なんだと思う。
人のこころにはたくさんの小部屋があって
見たくない感情が閉じ込められてる部屋も
たくさんたくさん隠されている。
潜在意識に準備ができたとき
そこをふいに訪ねてしまったりもする。
でもたいていの部屋は避けられたまま。
それらの部屋をなんとか破壊しようとして
一生を費やすよりも
全部があって、あってこそ深みが出るような。
そんな生き方はいかがかしら?
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