失って失って、失い続けたかのような3.11の震災。
でもあれからずっと
なにを得たのだろう
なにをメッセージとして受け取って
そして活かせばいいのだろうと
何度も問いかけていました。
今日の午後ひとつの答えが返ってきました。
『わたしはこの場所をたった一度しか通らない。ここで私にできるよいこと、他人に示せる親切があれば、いまそれをやりなさい。それを先に延ばしたり、怠ってはいけない。なぜならこの場所をもう一度通ることはないのだから』 オグ・マンディーノ著 「ことばの魔術師の贈り物」より
わたしが受け取ったものは
「いましかない」ということでした。
大人になると知ります。
「またね。またすぐ会おうね」
と千切れんばかりに手を振ったのに
もう二度と会うことのなかった人のあること。
そうした経験を山のように積んでいるはずなのに
忘れてしまっている。
今日、オグ・マンディーノのその言葉を読んだとき
3.11のメッセージがハッとひらめいたのでした。
もう忘れてはいけないよ。
いつもいつも覚えておきなさい。
いちばん大事なこととして真っ先に上げておきなさい。
そう優しく教えてくれたようでした。
最後だとわかっていたなら
もし明日が来ないとしても
今日を、いまを、後悔しないように
すべてをかけ教えくれた
命のメッセージを
いま受け取りたいと思います。
その昔、明日がないきょうを生きる事に「刹那」を感じました。
今は、明日を気にせず、きょうを生きるという自由を得ました。
今、そして、ここ、そして、この一瞬のいのち。
そこに自由があるなんて、思ってもしなかった。
投稿情報: 悠々 | 2011-09-01 12:16
悠々さんありがとうございます。ほんとにそうですね。なんども読ませてもらいました。それから刹那という恋の詩を、以前書いたことを思い出しました。
投稿情報: るぴな | 2011-09-01 20:36