Lupina's Diary

Humus

 

壊してはいけないものを壊してしまったな

 

そんなことを今日の午後。
秋の日差しのなか想う。

過去の人間関係を思い出してみると
ほんとは大切にしたかったのに
かなぐり捨てるように切り捨た想い出が
いくつか。 

 

昨夜友だちがお泊りに来て
ワイン飲みつつ語ってくれた内容。
それが

「ああ、わたしもそうしてきた」

と自分の過去を呼び覚ましてくれたの。

 

切り捨てて先へと進む人は
捨てられる人より
一見かっこいい。 

一見ね。

でも切り捨てる人は
そうするよりもう
ほかに道がないくらい
追い詰められていることを
わたしは知っているよ。

 

隠すのではなく

傷を抱えるのでもなく

落ち葉が　虫の死骸が

やがてふかふかの土になるように

これまで体験してきたことを

大切に生きよう

 

きょうのわたしからの
そしてわたしへの
メッセージ。

 

 

トークライブ動画。監督のお話めちゃめちゃいいです。

 

 

昨日の終わった美術館でラブストーリーを、の特別イベント
（http://www.artcomplexhall.com/lily/23th.html）

トークライブの動画がさっそくやってきました。

携帯でとっていただいたようなので
ちょっと見づらいかもしれませんが
すごくいいお話なので、さっそくシェアさせてください。

 

下記に監督が話している内容の一部を抜粋しました。 

 

「命をもつ」

どの仕事も共通しているのかもしれませんが
映画は初めこっちがコントロールしてる。
創る、創ってやるというような。

途中でこれはいいサインなんですけど
映画が勝手に生命をもち出して
命令してくる。

こういう風に創ってくれって 
声が聞こえる。
映画が話しかけてくる
そこまで行くと強い。
僕たちは声を聞いて
流れるように創っていける。

 

「美しい瞬間」

美しい瞬間って
Lilｙもそうだし、いろんな映画だと
どかっとできるんですけど
僕たちが普段生きているなかで
さっきのワインを乾杯している瞬間ですら
人と話した瞬間すら
美しかったかもしれないんですよ。

でも映画のように ならないから
流れてしまう。
そういう瞬間瞬間が。

 

ね、いいお話でしょ？

右側はもちろん、わたしです。
ちょっとハズカシイ。。。

 

ほんとうにいい時間でした。

いらしてくださった方々
手伝ってくださった方々

ありがとうございます。

あ、あとワインはおいしすぎました！
終わってご飯を食べに行ったのですが
わたし、ワインを注文できませんでした。
あれを飲んでしまうと、きっとがっかりしてしまうから。
これからどうしましょ？？

さておき
プレミアムワインクラブさん。ありがとうございました。
http://premiumwine.jp/

 

上映はまだ続きます。

Lilyはきらきらしたラブストーリーでありなながら
意外な展開にすっかり引き込まれ
想像力がかき立てれれる映画です。

わたしはこれで3回目でしたが
まだまだ面白いです。
これを機会にぜひどうぞ。

 http://www.artcomplexhall.com/lily/sche.html

キャベツ

 

あたしを

ここまで解体した

あなたを

憎くもあり

愛おしくもあり

塩撒いてしまえと

叫びたいときと

古傷ぺろぺろ

舐めたいときと

ぽろりぽろりと

少女になるときと

なんにしたって

あなたのことを

いつでも

浮かべているという

いつまでも

ざくっと残酷に

キャベツにナイフ

入れるあのときみたく

やわらにつつまれた

たいせつな何かに

刃物を差し入れ

それはバラバラに

解体される

ねえ教えて

あなたはいまどこに