Lupina's Diary

しあわせに

わたしは

しあわせになりたいと思う

今生きずいてきたもの

手に入れたもの

すべててばなしても

いいとおもうくらい

しあわせに
 

うんと

しあわせに

この詩を「しあわせハンス」に贈ります

Photo　近所のカフェにて    

 

2012

 

 

ときどき

こわいから

たちどまりたくなる

たちどまるどころか

わあっと叫んで

くるりとふりかえり

もときた道へと

たあっと帰りたい

衝動

流れのはやさに

変化のはやさに

「もう、ついていけない」と

あたまはかんがえる

だけど

だぶんだぶんと

せなかをおす波

さからうほうが

もっとずっとずっと、痛い

そろそろ時間だ

目をつむり

それこそあたまから

えいやと飛びこむ

宇宙の海

もみくちゃになり

うえもしたもなくして

そこにみつける

とわのしずけさ

とわのくつろぎ

この詩を藍色さんに贈ります

 写真協力  Preｍ Asar

 

ふわり

 

 

いわないで

こわれてしまうから

 

そっと咲かせて

 こわいから

 

 

いま

ふく風のように

つかめない

 

ふわり

ふわりと

 

ただよう君

2008年8月の作品

Photo SugekariPark